東北復興工事や景気の上向きによる受注増などで、全国的に職人が不足している建設業界。例えば、建設工事に欠かせない足場の組立てなども思うように進まない現場が多いようです。そんな現場で足場材の荷揚げに大活躍するのが足場作業用リフト「猿鳶太助」です。
従来の足場工事ですと、作業員さんが各階層に立ち、足場材を1本1本、手渡ししながら上へ上へと揚げていました。そのため、高層の建設現場になるほど、より多くの作業員さんを確保しなければなりませんでした。しかも、工事にどんなに慣れた作業員さんでもしばらく経つと腕が上がらなくなり、作業効率が低下。疲れから荷を落としかねず、安全面で課題がありました。
足場作業用リフト「猿鳶太助」を使えば、重さ120キロまでの材料を荷揚げ可能。標準的な900ミリ鳥居型建枠であれば一度に8本まで揚げることができます。1回の荷揚げで8人分の働きをするのです。また、人を介しませんから作業効率の低下もありません。リフトは長方形のカゴ状で、足場材が荷崩れしないよう安定して積めるよう設計。リフト落下などに対応した安全装置も組み込んでおり、安心してお使いいただけます。
建設現場で一番苦労するのが作業員さんの手配でしょう。特に今の人手不足は、派遣担当者さんにとって頭痛の種。また、現場工事の依頼主様はできたら現場に慣れている同じ作業員さんを連日、派遣してほしいと望まれますので、ますます頭が痛くなります。
足場作業用リフト「猿鳶太助」を使えば、個々の現場に応じて最低必要人数での作業を可能にしますから、作業員さん集めに苦労することも少なく、作業段取りも非常にラク。労務費削減にもつながります。また、より多くの現場に効率よく作業員さんを派遣できますから、売り上げアップにも貢献します。そして、より少ない作業員さんであれば、現場責任者さんが気疲れすることがあまりなくなるという隠れたメリットもあります。
建設業界でよくいわれる「ヒヤリ・ハット」。重大事故に至らないものの、突発的なミスにヒヤリとしたりハッとしたりすることをいいますが、足場作業にはこの「ヒヤリ・ハット」の芽がいっぱいです。その原因は人。手渡しするから材料を受ける人が落とさないようにと身を乗り出した結果、墜落するという事態につながるのです。
ということは、人を少なくすればいいはず。足場作業用リフト「猿鳶太助」を使えば、個々の現場に応じて最低必要人数での作業を可能にしますから、「ヒヤリ・ハット」も少なくなり、まさかの作業員さんの墜落、材料落下も防げます。
「ヒヤリ・ハット」の要因のひとつに、作業員さんが足場材を取ろうとして足場から体を乗り出すことが挙げられます。
足場作業用リフト「猿鳶太助」は稼動するカゴと足場とのすき間がほとんどない設計。カゴから足場材を取り出すには、カゴに設けた扉を開けるだけで、足場から体を乗り出す必要はありません。
マンションの大規模改修では足場は必須。ところが、住民の方が暮らしながらというケースがほとんどですから、作業員さんの視線は住民の方にとって大いに気になるところです。
足場作業用リフト「猿鳶太助」を使えば、作業員さんの数が少なくて済むため、プライバシー侵害という問題も最小に抑えられます。
また、作業員さんが少ないとタバコの吸い殻など、ゴミの発生も少なくなり、施主様に好印象を与えます。
心配なのはリフトが制御不能になった時。最大積載120キロものカゴが落ちてきたら、大事故につながりかねません。
ところが、足場作業用リフト「猿鳶太助」はカゴをつり上げる装置に、途中で切れにくいチェーンブロックを使用。万が一切れても、Ⅰ型には、一定以上のスピードが出た場合にワイヤーが自動的に停止する安全ブロックを採用しています。Ⅱ型は、カゴに設置した安全装置がガイドレールを瞬時に噛んでブレーキをかけ、落下を防ぎます。
また、カゴには積載量をオーバーしたらブザーが鳴る警報装置を設置。荷物の載せ過ぎをいち早く察知し、警告を発します。
くさび式足場の標準的な3600ミリ支柱の重さは約13キロ。従来の足場組み立て作業では、足場の高さに応じて作業員さんが数層に並び、支柱を上へ上へと手渡しで揚げ続けます。その作業は相当な重労働。仕事に慣れた作業員さんでも、作業開始後しばらく経つと腕があまり上がらなくなるほどです。作業員さんがただでさえ足りない時代、増して建設業界は作業員さんの高齢化も進んでおり、労働環境の改善は早急に進めなければならない問題です。
足場作業用リフト「猿鳶太助」はそんな現代にお役に立つ優れもの。特に作業員さんの高齢化に備える強力な助っ人になります。
作業員さん不足時代、他業種から転職してくる作業員さんも多いと思います。そんな作業員さんは作業現場に不慣れな人も多く、安全管理に務めなければならない現場監督さんや職長さんにとって万一のことがないよう、いつも以上に神経を使わなければなりません。
また、その現場に慣れた作業員さんが連日、派遣業者さんから配置されるかどうかも不透明な時代ですから、その点もストレスがかかるところでしょう。
足場作業用リフト「猿鳶太助」を使えば、少ない人数で効率よく足場作業を進めることができますから、現場監督さんや職長さんのストレスを大幅に減らすことができます。
足場作業用リフト「猿鳶太助」の最大積載重量は120キロ。法令では積載重量250キロ以下のリフトの場合、労働基準監督署等への設置届け、ならびに労働安全衛生法で定める巻き上げ機特別教育が不要で運転するための資格が要りませんので、ためらうことなく現場へ導入していただけます。また、操作は簡単なリモコン式。どなたでも操作できる点も大きなメリットです。
足場作業用リフトの猿鳶太助 / 株式会社アイル
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