建設業界でよくいわれる「ヒヤリ・ハット」。重大事故に至らないものの、突発的なミスにヒヤリとしたりハッとしたりすることをいいますが、足場作業にはこの「ヒヤリ・ハット」の芽がいっぱいです。その原因は人。手渡しするから材料を受ける人が落とさないようにと身を乗り出した結果、墜落するという事態につながるのです。
ということは、人を少なくすればいいはず。足場作業用リフト「猿鳶太助」を使えば、個々の現場に応じて最低必要人数での作業を可能にしますから、「ヒヤリ・ハット」も少なくなり、まさかの作業員さんの墜落、材料落下も防げます。
「ヒヤリ・ハット」の要因のひとつに、作業員さんが足場材を取ろうとして足場から体を乗り出すことが挙げられます。
足場作業用リフト「猿鳶太助」は稼動するカゴと足場とのすき間がほとんどない設計。カゴから足場材を取り出すには、カゴに設けた扉を開けるだけで、足場から体を乗り出す必要はありません。
マンションの大規模改修では足場は必須。ところが、住民の方が暮らしながらというケースがほとんどですから、作業員さんの視線は住民の方にとって大いに気になるところです。
足場作業用リフト「猿鳶太助」を使えば、作業員さんの数が少なくて済むため、プライバシー侵害という問題も最小に抑えられます。
また、作業員さんが少ないとタバコの吸い殻など、ゴミの発生も少なくなり、施主様に好印象を与えます。
心配なのはリフトが制御不能になった時。最大積載120キロものカゴが落ちてきたら、大事故につながりかねません。
ところが、足場作業用リフト「猿鳶太助」はカゴをつり上げる装置に、途中で切れにくいチェーンブロックを使用。万が一切れても、Ⅰ型には、一定以上のスピードが出た場合にワイヤーが自動的に停止する安全ブロックを採用しています。Ⅱ型は、カゴに設置した安全装置がガイドレールを瞬時に噛んでブレーキをかけ、落下を防ぎます。
また、カゴには積載量をオーバーしたらブザーが鳴る警報装置を設置。荷物の載せ過ぎをいち早く察知し、警告を発します。